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ボルツァーノ (重巡洋艦) : ウィキペディア日本語版 | ボルツァーノ (重巡洋艦)
ボルツァーノ()は、イタリア王立海軍の最後の重巡洋艦。ザラ級重巡洋艦の装甲重視からトレント級重巡洋艦と同様の軽装甲・速度重視に戻っており、魚雷兵装も復活しているためにトレント級重巡洋艦の同型艦とされることもある。命名は、都市ボルツァーノにちなむ。ワシントン条約の制限下の条約型重巡洋艦として建造されたが、前級までの各艦と同様、排水量が1万tを超過し、条約の制限を超える艦となった。 == 概要 == 第一次大戦後にオーストリア=ハンガリー帝国海軍の解体後、イタリア海軍は地中海を挟んで対峙するフランス海軍を仮想敵に定めた。同海軍は高速かつ強力な兵装を持つ大型駆逐艦と攻・防・走揃った新型軽巡洋艦「ラ・ガリソニエール級」を整備しつつあり、それに対抗するためにイタリア海軍1929年/1930年度計画において再び高速軽防御の重巡洋艦1隻を追加建造する事とした。タイプシップをトレント級に採り、前級までの不具合を解消すべく改設計を加えられたのが本艦である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボルツァーノ (重巡洋艦)」の詳細全文を読む
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